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焼酎はこうしてできる!焼酎造りの一連の工程を解説。

2020.09.11

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【はじめに】
焼酎造りも日本酒はワインなどと同様、仕込み水やサツマイモや麦などの原料、気候の環境など自然の恵みを受けて、更に蔵元様が手間暇かけ、努力を惜しまず丁寧に造られています。
今回はその手間暇かけて造られる焼酎造りの一連の工程を解説いたします。
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【焼酎造りは大きく分けて7ステップの工程により造られる】
今回は芋焼酎を例に解説いたします。

ステップ1【洗米・蒸米】
焼酎造りは麹造りからスタートします。実はほとんどの芋焼酎の麹の原料はお米である。(焼酎によっては全てを芋で造っているものもあります。)その麹造りの主原料であるお米を洗米機で洗米し、その後、甑(こしき)と呼ばれる機械で約100℃の蒸気で蒸し、「蒸米」を造ります。

ステップ2【麹造り】
日本酒造り同様、焼酎造りもこの「麹造り」には細心の注意を払い、非常に重要な工程である。お米自体はデンプン質であり、糖分を持たないため、アルコール発酵はできません。この麹造りの役割は「麹菌を米に繁殖させ、デンプン質を糖分に換えるための酵素類を造っていく」ことです。製麹室、麹室と呼ばれる部屋で、「種麹」と呼ばれる麹菌をふりかけて繁殖させていきます。焼酎では白麹、黒麹(近年は黄麹)が主流です。

ステップ3【一次仕込み】
一次仕込みの目的は、「酵母を大量に培養する」ことである。仕込みに先ほど出来上がった米麹、酵母を加える工程である。この時、アルコールとして生成されています。

ステップ4【主原料である芋の登場】
芋はまず「洗浄し選別、そして蒸し、破砕」します。芋には様々な種類があり、香りや味わいに大きく影響するため、良質な芋選びそして製造工程が重要になります。

ステップ5【二次仕込み】
この工程で芋焼酎が造られていきます。「一次仕込みでできた醪(液体)をさらに増殖させアルコールを生成していきます。」。この二次仕込みでいよいよ主原料である破砕した芋を投入していきます。ものすごい芋を投入し、壺内で撹拌していくため、とても重労働になり大変です。

ステップ6【蒸留・貯蔵】
焼酎造りのクライマックスである「常温」工程。二次仕込みで出来上がった醪を蒸留することにより焼酎が液体として出来上がります。2種類の蒸留方法があります。90℃くらいで醪を沸騰させる「常圧蒸留」と40~60℃くらいで沸騰させる「減圧蒸留」があります。
常圧蒸留・・・濃厚で複雑な味わいになりやすい。
減圧蒸留・・・さっぱりとした味わいになりやすい。

そのあと、貯蔵となります。(一般的には約3か月貯蔵)

ステップ7【瓶f詰め・出荷】
貯蔵された焼酎をブレンドや加水をした後、瓶詰めし出荷されます。
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今回は焼酎造りの工程を解説させていただきました。

焼酎造りも蔵元、杜氏の技術が詰まっており、様々な個性があるのが魅力であります。一つ一つに想いが詰まっており、一本一本丁寧に造られています。
この記事で焼酎造りの工程が少しでも伝わっていただけたら幸いです。
また違った焼酎の楽しみ方ができると良いなと思います。

麹別のおすすめ焼酎はこちら↓↓
【黄麹】こいじゃが1800ml
【黒麹】八千代伝(黒)1800ml
【白麹】鶴見白濁1800ml