蔵元が丹精込めて造った逸品を真心込めて紹介・販売させていただきます。

【10月の日本酒出荷やや回復】
10月の日本酒の出荷数量は全国計で前年比10％強増でした。昨年10月が9月の消費税増税の仮需の反動で14％減、だった裏返しと、今年9月が清酒減税前の仕入れ控えで不振だったことの反動が要因。今年は気温低下と業務用回復でやや復調した。
灘・伏見大手9社平均は24％増だった。一方、地方酒（地酒）は10％強減だった。

※醸造産業新聞社発行「酒販ニュース」による。

新型コロナウイルス感染症の影響で、家庭用の需要は増えていると思う。特にスーパーなどの大型店での需要、パック酒は大幅に増えている状況です。しかし当社小林商店が主に取り扱っている地酒類は厳しい状況は変わっておらず、実際に感じている部分です。日本酒業界全体としては年々縮小傾向であり、課題です。
しかし地酒業界には明るい未来があると信じています。各酒蔵や酒屋、日本酒ファンなどの方々がオンラインやSNSでたくさん情報発信しています。それにより酒蔵の様子や杜氏の声、日本酒の魅力など今まで知ることのできなかった情報がどんどん増えています。10月度も4月～に比べると需要は増えてきているので、これからも需要拡大を目指して、どんどん発信していきます。