お酒を探す

仮

条件を指定してお酒を検索!

休日

休日は配送業務、お問い合わせ等の対応はお休みさせていただきます。

蔵元が丹精込めて造った逸品を真心込めて紹介・販売させていただきます。

お酒を探す

sake search

条件を指定してお酒を検索!

酒蔵へ行きたいVol.3~武の井酒造~

2020.06.04

TOP > 酒のはなし > 酒蔵へ行きたいVol.3~武の井酒造~

img
まず初めに、武の井酒造様の所在する山梨県の魅力をお伝えします。
実際に訪れると富士山、南アルプス、八ヶ岳など大自然豊かで壮観な景色。
名産品も多く、ワインビーフ、ヤマメ(川魚)、ほうとう、ワイン、そして日本酒。その他にも体験できませんでしたが、桃やぶどうなどたくさんございます。
八ヶ岳(北)と富士山(南)は北から南の端から端に存在し向かい合っている感じです。
車を運転していて感じたことは、四方八方の大自然がいつまでも見られ、空気も美味しいです。もう一つ感じたことは、八ヶ岳から富士山までずっと傾斜になっており、行きはずっと上り道で帰りはずっと下り道を走っていることがすごく運転をしていて感じ取られ、大阪では中々味わえないドライブが楽しかったです。
img
それでは、武の井酒造様に訪問して勉強したこと、感じたこと、お聞きしたことをお話ししていきます。

まず、武の井酒造様の概要をご簡単に紹介いたします。
創業156年の歴史と伝統のある酒造。
初代、武左衛門の「武」と八ヶ岳の井戸から「井」を取り“武の井酒造”と命名したことが由来だそうです。
蔵の所在地は八ヶ岳の麓にある北杜市にあり、標高約680mに位置します。
蔵の仕込み水はこの八ヶ岳の伏流水(中硬水)を使用しています。水が有名な山梨県。日本酒の大部分の容量を占める水が美味しいことは魅力的です。

武の井酒造は2つのブランドがございます。

”武の井”→長年愛され続けている、蔵の元となるブランド。
“青煌”(せいこう)→2007年に現杜氏である清水鉱一郎氏が立ち上げたブランド。

今回は青煌ブランドについてお話します。
【青煌の由来】
青:透明感のある、青く澄んだきれいな水をイメージ。
煌:山梨県の日本酒として全国、世界に発信し日本酒業界の発展を目指す。そして光り輝いていくこと。
こうした意味が込められています。

親族のみで醸しており、約100石と極めて少量生産。一つ一つが手造りでお酒1本1本に想いが感じられました。
鉱一郎氏は大変勉強熱心で向上心がすごい方。製造に対して、まるで我が子を育てるかのように、又、我が子を見守るかのように、お酒と対話し醸していく姿は惚れ惚れします。

青煌のコンセプトは「冷やで飲んでスッキリと爽やかな香りと味わいの食中酒。」です。

最大のこだわりは「花酵母」による酒造り。

花酵母の特徴は穏やかで爽やかな酸を演出、飲み飽きしない味わいを引き出せることです。
主に花酵母のつるばら酵母を使用しています。この花酵母を中心にそれに合う酒米を掛け合わせたのが青煌ブランド。定番商品では、同じ酵母の酒米違いがラインナップとなっており、飲み比べするとより一層楽しめます。

又、季節商品は違った楽しみ方があります。
例えば、定番商品の一つである、「青煌 純米 美山錦 火入れ」。
お米、酵母、精米歩合は全く一緒で新酒、夏酒、ひやおろしによって生酒であったり、熟成期間、アルコール度数の変化による違いを出しており、それぞれスペックの違いを季節ごとに楽しめます。

「コンセプトが皆様に伝わるような酒造り」
という、鉱一郎氏の酒造りに対しての想いがあります。
皆様是非、「青煌といえば、スッキリ爽やか」、「スッキリ爽やかといえば青煌」と感じてくれれば幸いです。

img
最後に、酒造りの真っ只中お忙しい時にこころよく迎えていただいた武の井酒造の皆様、本当にありがとうございました。
そして、このブログを読んでいただいている皆さま、ありがとうございます。このブログで武の井酒造様の素晴らしさ、山梨県の地酒の素晴らしさが伝われば何よりも嬉しく思います。是非想いの詰まった「青煌」をお楽しみください。

訪問日:2020年2月23日

【当店でのお取り扱い】
こちらをクリック⇒武の井酒造


【武の井酒造公式HP】
こちらをクリック⇒https://takenoishuzo.jp/

【武の井酒造インスタグラム】
こちらをクリック⇒@takenoi1001